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毎回、熾烈なバトルを展開するWTCC(世界ツーリングカー選手権)も終盤。第10戦となるラウンド19&20は9月21~22日、快晴の鈴鹿サーキット東コース、2.243km×26周で行われた。ラウンド20となるレース2はWTCCにとって記念の200回目。それを制したのはバルボリンがサポートするトム・コロネル/BMW320TCだった。
「日本で勝ちたかった」と語るトム・コロネル。1999年のフォーミュラニッポンでのチャンピオンをはじめGTやF3など日本でのレース経験が豊富なだけに、日本は言わば第二の故郷。その鈴鹿を知り尽くしているコロネルは当初からレース2に焦点を絞っていた。まず予選で9番手の好ポジションを手にする。ローリングスタートとなるレース1では手堅く走りマシンのダメージもなく8位に着ける。ここまではコロネルと彼のチーム、ROALモータースポーツにとって完璧なレース運び。すべてはリバースグリッドとなるレース2に賭けていた。そして迎えたレース2では2番手グリッドとフロントローに着ける。ポールポジションは同じBMW320TCを駆るメルディ・ベナーニ。共にFRゆえスタートダッシュを得意とする。オープニングラップの第一コーナーではベナーニに先行を許す。が、コロネルは冷静だった。プッシュしながらも前を行くベナーニのタイヤのグリップ力が低下しつつあることを見て取る。そしてチャンスが訪れる。17周目の第一コーナー、一気にベナーニのインを差しトップに躍り出る。そこからは誰にも邪魔されることなくトップを快走し、後続のベナーニに2.2秒もの大差をつけ余裕でチェッカーを受けたのだった。コロネルにとってWTCC今季2勝目、験のいい日本ラウンドでは3勝目となった。
日本ラウンド終了時でのコロネルのポイントは143となり8位に着ける。残るは11月の中国・上海とマカオ。日本でもおなじみのオランダ人ベテランドライバー、トム・コロネルの活躍に期待したい。
   

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