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熾烈なバトルが続くWTCC(世界ツーリングカー選手権)。その第11戦「日本」が10月25~26日、鈴鹿サーキットで開催された。バルボリンがサポートするトム・コロネル(シボレー・クルーズ)にとって日本、中でも鈴鹿はホームグラウンド。何しろ1990年代後半を日本のレース界で過ごし、1999年のフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンを獲得しているのだから。昨年は鈴鹿での記念すべきWTCC200レース目となるレース2で優勝している。日本通である彼の鉢巻き姿はファンにすっかりおなじみだ。 昨年とは異なり今年は鈴鹿のフルコース5807m×2×11周で争われた。25日の予選でコロネルは8番手。この時点でコロネルは昨年同様、レース2に焦点を合わせていた。そのためレース1では手堅く走って7位でフィニッシュ。続くレース2はフレッシュタイヤを履いて臨む。3番手という好ポジジョンでスタート。1コーナー浸入でノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビック)にかわされ4位となるが、その後、後方から迫り来る最強軍団のシトロエン勢を押さえ込みそのまま11周を走りきり4位でチェッカー。フロントのダウンフォース不足に悩まされたとは思えぬガッツある走りを日本のファンに見せつけてくれた。ちなみにレース1ではホセ・マリア・ロペス(シトロエンCエリーゼ)が優勝してドライバーズ・チャンピオンに輝き、レース2ではガブリエーレ・タルキーニ(ホンダ・シビック)がホンダの本拠地・鈴鹿での勝利をものにした。 鈴鹿の前には中国ラウンドが行われた。第9戦「中国・北京」は10月4~5日、ゴールデンポート・パーク・サーキットの2391m×2×26周で争われた。コロネルはレース1で25周目に接触で右フロントにダメージを受けピットインして17位、続くレース2では2番手スタートでそのままゴール。見事、今季3度目の表彰台に。第10戦「中国・上海」は10月11~12日、シャンハイ・インターナショナル・サーキットの4603m×2×14周バトル。レース1は8位、レース2では6位でフィニッシュし着実にポイントを重ねる。上海のレース1でシトロエンは1~4位を占めマニュファクチャラーズ・チャンピオンを手にした。 コロネルは11戦の22ラウンドを終えて148ポイントとなりシボレー勢トップの総合7位に着ける。WTCC、残りは11月13~16日の「マカオ」のみ。市街地を走るギア・サーキットの6120m×2×10周で争われる。最終戦、コロネルの熱い走りに期待したい。

   

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